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9月19日は「子規忌」

今日9月19日は俳人・正岡子規の命日「子規忌」だそうですね。
四国、松山に生まれた正岡子規はわずか35年の生涯の中で、病と闘いながらも俳句や短歌の革新に力を注ぎました。それまで古い形式に縛られていた俳句を、身近な自然や日常の光景をそのまま写し取る「写生」の句へと導き、俳句の近代化の礎を築いた人物です。
NHKドラマ「坂の上の雲」では香川照之が熱演しその壮絶な最期は強く記憶に残っています。

最近知ったんですが、正岡子規の句にこんなものがあるそうです。

『鶏頭の 十四五本も ありぬべし』

庭先にずらりと並んで咲く姿を、そのまま切り取ったような一句。技巧に頼らず、見たままを大切にする子規らしい表現と言われています。確かに子規が見つめる先にある鶏頭が目に浮かぶようです。

鶏頭の花はちょうど今の季節が見頃。私の通勤途中の歩道にも鶏頭が咲いていました。




「子規の俳句を読むと忙しい毎日の中でも、道端の花や空の色にふと足を止めてみたくなる」と何かで読みましたが、本当にその通りですね。百年以上前の俳句が今でも新鮮な季節の感覚を伝えてくれているのには驚きすら感じます。

何気ない歩道の花々がこうした俳句に読まれているのもいいですね。
今日はふと目に留まった鶏頭の花から正岡子規について書いてみました。



正岡子規
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%B2%A1%E5%AD%90%E8%A6%8F