株式会社旭広告社 沼津営業所 イメージ

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日本時間11月8日13時53分ごろ、インドネシアでマグニチュード7.0の地震があったそうですね。
津波の影響はなかったとはいえ、M7.0ってかなり大きな地震だと思います。

今年は1923年の関東大震災から100年目ということでテレビでも震災関連の番組が多く放送されていました。
甚大な被害の出た関東大震災はほとんどの人が知っているかと思いますが、
忘れられた地震災害となっているのが1930年(昭和5年)の北伊豆地震です。

北伊豆地震のマグニチュードは7.3。
死者行方不明者は272名、家屋の全壊2165戸と大変な被害の出た地震です。
私の親戚も北伊豆地震による家屋の倒壊で亡くなっている人がいます。

この地震の際に発生した断層が函南町の丹那(たんな)地区の地表面に現われており、
「丹那断層公園」として整備されています。

丹那断層公園

上の写真でわかりますでしょうか。
右側の石組と左側の石組とは2mほど離れています。
元々は水田で石組もつながっていたそうです。

丹那断層公園の石組

さらに地下部分の断層も観察できるようになっています。



活断層の危険性はよく耳にしますが、活断層が目に見える形で観察できるのは
なかなか貴重ではないでしょうか。

丹那断層公園

この丹那断層公園からすこし離れた場所に火雷神社(からいじんじゃ)があります。
火雷神社にも断層による横ずれを見ることができます。

函南町の火雷神社

わかりにくいかもしれませんが、鳥居の石柱が奥の階段の中央付近になっています。
もともとはこの石柱はもっと右側にあったそうですが、断層のずれにより階段との位置関係がおかしくなっています。
ここでは倒壊した鳥居がそのまま保存されています。

火雷神社の鳥居

今では災害跡を保存して防災教育などに活用するのは普通になりましたが、
昭和初期に保存しようと思ったのはなかなか画期的なことではないでしょうか。

丹那断層公園も火雷神社も観光スポットではありませんが、
地学関係が好きな人にとってはとても興味深く見学できると思います。
今日は田方郡函南町にある丹那断層公園と火雷神社のご紹介をさせていただきました。

北伊豆地震
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E4%BC%8A%E8%B1%86%E5%9C%B0%E9%9C%87

丹那断層公園
https://izugeo13.sakuraweb.com/N-101-dans.html

火雷神社
https://kannami13.sakura.ne.jp/geo-4.html

追記:
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