名勝「猿橋」へ行ってみた by電柱広告の旭広告社
2023年9月14日
今日は先月の夏休み中に訪れた「猿橋(さるはし)」について書いてみたいと思います。
猿橋は山梨県大月市の桂川に架かる橋です。
桂川は神奈川県に入ると相模川と呼ばれ、山中湖を水源として茅ケ崎市で相模湾に注ぐ109kmの河川です。
相模川は神奈川県のイメージがありますが、山中湖が水源だったんですね。
それはさておき猿橋です。

独特の形状は「刎橋(はねばし)と呼ばれる形。
両岸から「刎ね木(はねぎ)」と呼ばれる木材を突き出し、それを何本か重ねた上に板を渡して橋にする工法とか。
水面から橋までの高さがあり橋脚が立てられない場合は「吊り橋」にするパターンが多いようですが、
「刎橋」の工法を取っている橋は珍しいそうです。
水面から高さがあると書きましたが、橋から水面までは31m。
10階建てのビルぐらいの高さがあり覗き込むと怖さを感じました。

伝説では7世紀に百済からの渡来人が橋を作ったと地元では伝えられているとか。
意外とこういう話は真実を伝えているにではと思います。
室町時代には各種文献に「猿橋」の名称が出てくるようになり、
戦国時代には甲州街道の交通の要衝だったことから、この橋をめぐり何度か戦闘も行われたそうです。
江戸時代に入ると架け替え工事の記録も残り、また景色も素晴らしいことから
多くの文人により絵画や版画に描かれました。
1932年(昭和7年)には国の名勝に指定。
現在の猿橋は1984年(昭和59年)に架け替えられたとのこと。
木造に見えますが、鋼材の表面に木のパネルを張付け江戸時代の雰囲気を出しているとか。
安全性を考慮すれば妥当な判断ではないでしょうか。
ちなみに刎ね木に屋根のようなものが付いているのは、雨から木材の腐食を防ぐためのものだったそうです。
橋から川面へ下りる遊歩道があり、下からも眺める事ができますが、
肝心の猿橋は木々の枝でよく見えず。

奥に見えるコンクリートの構造物は「八ツ沢発電所一号水路橋」で1912年(明治45年)に運転開始された
水力発電用の水路橋。現在でも現役で国の重要文化財に指定されているそうです。

真夏に訪れましたが、紅葉の季節にはより美しい景色が楽しめるのではと思いました。
今日は山梨県大月市の猿橋について書いてみました。

大月市観光協会
https://otsuki-kanko.info/category/content-page/view/31
猿橋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%BF%E6%A9%8B
猿橋は山梨県大月市の桂川に架かる橋です。
桂川は神奈川県に入ると相模川と呼ばれ、山中湖を水源として茅ケ崎市で相模湾に注ぐ109kmの河川です。
相模川は神奈川県のイメージがありますが、山中湖が水源だったんですね。
それはさておき猿橋です。

独特の形状は「刎橋(はねばし)と呼ばれる形。
両岸から「刎ね木(はねぎ)」と呼ばれる木材を突き出し、それを何本か重ねた上に板を渡して橋にする工法とか。
水面から橋までの高さがあり橋脚が立てられない場合は「吊り橋」にするパターンが多いようですが、
「刎橋」の工法を取っている橋は珍しいそうです。
水面から高さがあると書きましたが、橋から水面までは31m。
10階建てのビルぐらいの高さがあり覗き込むと怖さを感じました。

伝説では7世紀に百済からの渡来人が橋を作ったと地元では伝えられているとか。
意外とこういう話は真実を伝えているにではと思います。
室町時代には各種文献に「猿橋」の名称が出てくるようになり、
戦国時代には甲州街道の交通の要衝だったことから、この橋をめぐり何度か戦闘も行われたそうです。
江戸時代に入ると架け替え工事の記録も残り、また景色も素晴らしいことから
多くの文人により絵画や版画に描かれました。
1932年(昭和7年)には国の名勝に指定。
現在の猿橋は1984年(昭和59年)に架け替えられたとのこと。
木造に見えますが、鋼材の表面に木のパネルを張付け江戸時代の雰囲気を出しているとか。
安全性を考慮すれば妥当な判断ではないでしょうか。
ちなみに刎ね木に屋根のようなものが付いているのは、雨から木材の腐食を防ぐためのものだったそうです。
橋から川面へ下りる遊歩道があり、下からも眺める事ができますが、
肝心の猿橋は木々の枝でよく見えず。

奥に見えるコンクリートの構造物は「八ツ沢発電所一号水路橋」で1912年(明治45年)に運転開始された
水力発電用の水路橋。現在でも現役で国の重要文化財に指定されているそうです。

真夏に訪れましたが、紅葉の季節にはより美しい景色が楽しめるのではと思いました。
今日は山梨県大月市の猿橋について書いてみました。

大月市観光協会
https://otsuki-kanko.info/category/content-page/view/31
猿橋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%BF%E6%A9%8B