株式会社旭広告社 沼津営業所 イメージ

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今週は橋梁について書き綴てみましたが、最終日の今日は静岡県島田市の蓬莱橋(ほうらいばし)をご紹介します。
蓬莱橋は旧東海道島田宿と牧之原台地を結ぶ橋です。
江戸時代、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と唄われた東海道の難所が大井川でした。
大井川は駿河と遠江を結ぶ要衝であったことから架橋だけでなく渡し船さえも禁止され
川越人足と呼ばれた人たちによる徒歩での通行に頼るしか方法がない状態が数百年続きました。

島田市博物館のホームページに分かりやすい資料がありました。
https://www.city.shimada.shizuoka.jp/shimahaku/kawagoshi/ka

ここに1879年(明治12年)、初めて架けられた橋が蓬莱橋です。
全長は897.4mもあり、1997年(平成9年)に「世界一長い木造歩道橋」としてギネスブックに登録されました。
島田市の蓬莱橋

厳密に言うと法律上は「農道」で島田市農林課が管理しているそうです。
維持管理のため通行料が大人100円かかります。
島田市の蓬莱橋

写真を見ての通り、実際歩ける幅が2.4m程度しかなく、欄干も非常に低いのであまり端を歩くと怖さを感じます。
訪れた際は十分注意した方が良いかと思います。
往復1.8kmもあるので良いウォーキングになりますが、特に何かあるわけではありません。
数件のお土産物屋さんはありますが。

この蓬莱橋ですが、木造という事もあり何度も流失しています。
1965年(昭和40年)には橋脚のみコンクリート製になったそうですが、
2000年以降だけでも、
台風や豪雨で5回も一部流失しているそうです。

蓬莱橋の周辺には大井川鐡道のSLや、大井川川越遺跡、川根温泉など見どころが沢山あります。
島田市観光協会
http://shimada-ta.jp/tourist/index.php
川根本町観光協会
https://okuooi.gr.jp/outdoor/index.php

島田市などへお越しになった際はぜひ蓬莱橋をおすすめします。
今日は大井川にかかる蓬莱橋のご紹介をさせていただきました。
今週も読んでいただき本当にありがとうございました。